一升瓶の中の海月

気分で更新される思考の投函口

毎日がエブリデイ

 

「明日は仕事!」

1週間に5回以上、もはやbotにしても誰も気付かないようなツイート。

 

…ほんとうに?

本当に自分は休みを望んでいるのだろうか。

休みの前日だって、

「特に予定もないなぁ…次出勤したら〇〇しなきゃ…」

 

昨今の事情もあって、人と集まることは忌避される傾向にある。

ノリノリで街に飛び出す仲間は働いているし、人見知りな自分に仲間は少ない。

忙しさを理由に働けば働くほど、数少ない仲間と疎遠になって、世間の流行に鈍り「新しい楽しいこと」への視野が狭まる。

 

そもそも過去の自分に疎遠になって

「今までも楽しかった」趣味でさえ、手が伸びなくなってしまった。

 

そして、

こんなことを考えてしまうくらいなら

いっそ働いていた方がマシなのではないかと、奇特な思考に辿り着くのだ。

 

1日8時間強制的に触れさせられるコンテンツは、皮肉にもネットで1番語りにくい。

 

会社から勧められる「自己研鑽」は

自分には割腹の小刀を研がされているようだと、布団の中で思った深夜。