一升瓶の中の海月

気分で更新される思考の投函口

社会人になっての変化

 

 

 

出来ない仕事が多過ぎるし、出来る仕事は山ほど降ってくる。そんな日々にようやく慣れてきた昨今。

 

「いやぁ学生時代とこれが変わったなぁ」っていう点がチラホラ出てきて、振り返ってみればそんなこと誰も教えてくれなかったなぁと思ったので殴り書きをしようかなって。

 

 

 

①生活リズム

 

これは間違いなく変化した。

なんなら休日でもいつも通りの時間に大体目が醒めるし、アラートも曜日毎にセットし続けるようになった。

もしアラートが鳴らなくても割とちゃんと時間通りに起きれるので安心。大体一ヶ月程度で慣れる。

よほどひどい遅刻癖がない限りはそこまで恐怖する項目ではない。

 

 

②酒

 

自分の職業柄もあって全然飲めない。

当たり前だけど酒飲んで寝るより酒飲まないで寝たほうが身体って回復するんすよね。

社会人になったら飲み会!!!って印象もあるがそこまででもない。

大学の時にちょっと飲みすぎてたなぁ…って思う程度で、仕事を考えると結構健康な生活にならざるを得ない現実がある。逆に毎日のように飲んでる人は凄いと思う。マジ尊敬。

 

 

③金銭面

 

自分はまだ実家暮らしだから一概には言えないが、学生の時より勿論入ってくる額が多いから割と裕福な生活が送れると思う。

具体的にいうと昼飯のランクが一つ上がる。

「仕事してるし?ちょっといいもん食って午後の仕事に備えるか」みたいなことが結構増える。松屋の大盛りを頼むことに躊躇がなくなる感じ。

あとポイントカードがすぐ溜まる。日々の生活がルーティン化するから学生の時は「こんなにポイント貯まるかよ!」って思ってたものが気がついたら溜まってたりする。新しい店を開拓するって結構難しいのよね。評判の良い店って限られてくるし。

 

まぁよほど派手に買うものがなければ、一ヶ月で給料を使い切るってのもなかなか難しいから、少しづつだけど貯金も出来てくる。

ただ入社したての四月はマジで鬼門だから、来年の新社会人はある程度残しておいたほうがいいとは思う。俺は死んだ。

 

 

④家

 

風呂入って寝るだけの場所。

仕事が本格化すると本当にそういう場所になる。でもぐっすり眠れる環境って重要だとしみじみ感じるので絶対必要。

自分は休日にならないと掃除する気にならないから平日は散らかってる。ベッドさえ綺麗になればなんとでもなる。QoLの基盤。

 

 

⑤ソシャゲ

 

ちゃんと出来るのは2個が限界、それ以上は回らなくなる。

「社会人になったら社会人マネーで〜」とか考えてたけど、実際はあまり入れる気にはならない。プレイ時間が減ればその分愛着や執着も減るからね。小金は入れるけど大金入れなくなった。

余裕のある職場だと社会人マネー力にハマってしまうかもしれないから危険。

 

 

⑥趣味

 

絶対あったほうがいい。

なかったら今のうちに作っておかないと「休みの日暇だなぁ…こんな暇なら働きてぇなぁ…」というやばい思考になってしまう。

そこまでじゃなくても、趣味は単純にリフレッシュするための手段なので無いと中々切り替えができなくなる。

カードするもよし、ソシャゲするもよし、なんかフラフラぶらつくのもよし、料理するもよし

何かあったほうが「今日は休みなんだな」って実感が生まれるのでいいっすよ。

 

 

⑦仕事に対する意識

 

そこまで悪いもんでもないなってのが働いてみての感想。

でも同じタイミングで一流企業に就職してた人は割ともう退職届を叩きつけたりしてるので一概には言えない。

続けられる仕事にありつくためのコツというか、仕事を選ぶときにポイントになるのは、自分が動詞的に「何をするのが好きなのか」を知ることの一点に尽きると思う。

給料が低い仕事であれ、クッソ高い仕事であれ、どっちにしても続けて働かなきゃ生きていけないわけですよ。「生きるため」のみを理由に働き続けられる人、もしくは養うべき大切なパートナーや家族がいればいいんだろうけど、そうではない人は多いんじゃないかな。

だからこそ働くための別の理由が必要になるし、どうしても仕事に何かを見出す必要が出てけるわけで。

そんなときに

「大抵はゴミだけど、これが出来るからまあいいや」って思えるのは大きい。

 

高校の時に「学歴とか全部捨てて江戸切子の職人に弟子入りしようかな」って思った時期があった。

物を作るのが好きだからって単純な理由だけど、もしなっていたのならば今も楽しんで続けていたと思う。割と今の職場には満足してるから、潰えてしまったもしもの話だけれども。

 

 

 

適当なメモ書きはこんな感じ。

 

電子の海に流るる小瓶は拾われぬが常だけど、もし誰かの為になるのなら。