一升瓶の中の海月

気分で更新される思考の投函口

好きなもの:絵師について

 

100人のうち気に入るのは10人ほど

作品というのはそういうもの

 

インターネットで生きる我々は文章とイラストによって栄養を摂取しており、

これがなくなると多分酸素欠乏症になって虚ろに口を開閉するしかないので

今回はそのことについて話そうかなと

 

 

べにたま先生

べにたま (@benitaman) / X

もはや言うまでもなく一番応援している先生

Xをフォローしてもらった日は一生街を飛び跳ねていた

色使いや絵柄などどれを取っても一番好きなのだが、最近はイラストを目にしてないのでとても悲しい

いつかイラストの依頼をしたいとずっと考えているものの、数年前から依頼は承っていないようなのでどうしたものかなぁといった感じである

コミケに行ったときに貰ったポスターは今も大切に部屋に飾ってある

 

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ねことうふ先生

ねことうふ@おにまいアニメご視聴感謝! (@nekotou) / X

「お兄ちゃんはおしまい!」で一躍有名になったのが感慨深い

まどマギの二次創作は内容がブラックで、キャラがよく漏らしている漫画を描いていたころから随分変わったなぁという印象

癖を隠さずに創作するのって大事なんだと思う

コミケで販売していたオオサンショウウオくんはいつか再販したりしないのだろうか

通常版は持っているものの、金色のものもほしいなぁとずっと思っている

 

psy@あき先生

潤沢なオイルマネー - pixiv

自分がコミケに行こうと思ったきっかけの人

「取引先のロケットランチャー」というサークルで、東方とバトルガレッガを組み合わせた動画をニコニコ動画で上げていたのだが、いつの間にか全部削除されてしまっていた。

最後に目にしたのは、年末に女だと間違われて痴漢被害を受けたというツイートだったが、今は元気にしているのだろうか。

 

五月うなぎ先生

五月うなぎ🔞 (@unagimay) / X

裸体と陰毛を描くことに定評がある人

そういう人は構図がほぼ同じで一年で飽きてしまう傾向にあるが、この人は毎回変えているので純粋にすごいと思う

ファンボックスは一か月に一回月末に投稿している

上のプランに入っていても限定イラストは半年に一度しか更新しないのはいかがなものか

 

えーすけ先生

えーすけ@5th単行本発売中 (@esukebe) / X

こういう肉野菜炒めみたいな派手ではない日常の一枚裏側の絵柄好きなんですよね。

単行本によってシチュエーションがガラッと変わるので見識が広がる。

定期的に単行本が出ているので追いかけやすいのもGood

 

にぎりうさぎ先生

にぎりうさぎ (@mutyumutyudenbu) / X

ブルアカをやっている人には大野ツクヨの絵師というと伝わりやすいか。

月に二回ファンボックスでえっちな漫画を投稿しており、ページ数も快楽天とかに載っても違和感がないくらい十分なのですごくお勧め

絵柄がもちもちしている

ファンボックスのプラン特典でイベントにて本にサインをもらえるようだが、この人同人誌とか描いていた履歴が見つからないのでいつか参加する未来もあるのだろうか...

 

ドリー先生

ドリー (@dorichinkoubou) / X

絵柄は好きだがNTRしか描かない...

男視点のCGの1.5倍くらい女視点のCGがある

性癖に関しては魔虚羅みたいなところがあるので、大分適応した

逆にNTR以外を描いたら驚きでひっくり返るかもしれない

最新作は同意あるNTRだったので、いずれそういうものも描く未来はあるのかもしれない

 

以上

 

好きなもの:脚について

 

胸もいいけど脚もね

 

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最近感動した脚

 

諸々の事情によって腰を据えて書けそうな時間がなかったので、

今日はパパっと書けるけど書く機会のなかった脚について。

いつも以上に脈略がなく、いつも以上に文章がバラバラなのはご愛敬ということで。

 

太腿

近年ふとももの株がポケモンカードのキャラSRばりに高騰している。

細くてもいいとは思うが、曲線を描いていない枯れ枝のようなものは好みではない。

ベルトや布がよく巻かれているのもこの曲線の文脈なのではないだろうか。

顔とか挟まれるシチュは非常に好み。

欲望の対象になる割に、活用したシチュエーションが少ししか存在しないので、

香りが一番欲を掻き立てるうなぎの蒲焼に似た部位なのかもしれない。

 

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細くてもよい例。ぷに感

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このブレマートンとかいう女のスキン全部強い

 

膕(ひかがみ

あるゲームをやっていると識字率が跳ね上がる部位。

自分はやっていないのでそこまで心は踊らない。

人間の部位って息子を擦られることが多い傾向にあり、

脇や臍がその最たる例だと思うんですけど、膕はどうなんだろう。

洗体ものでも使われることないよね、胸も身体を洗うためのスポンジではないわけだが。

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ちゃんと見えるのがこのスキンしか見つからなかった

 

足裏

細かく書き過ぎず、適度にデフォルメされているものが良いですね。

たまにその熱量を顔とか胸にもっていけよっていう先生もいます。そういうのを見ると悲しくなります。

あくまで絵を構成する一要素として、周りとのバランス感を考えた上で描いてもらいたいですね。

普段見れない部位だから興奮するのかもしれない。スカートに秘匿されているパンツみたいな。

冷静に考えて人に晒すような部位でもないわけで、見えることは信頼への徴なのかもしれない。

 

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欲張りプラン

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くどくなりすぎない絶妙な足裏、初めて見たとき柏手が出た

 

真剣に何が理想的なのか考えたことはないが、

確かに好きな爪の形は実在する。

昔はペディキュアを塗っている女子の気持ちが分からんかったし、

今でも分かる気はしないが、塗ると変な人間に目を付けられそうだからやめた方がいいとは思う。

 

靴下orタイツ

靴下はルーズソックス以外なら大体よい。

タイツは80デニール以下ならいいんじゃないかな。

網タイツは目が粗すぎると微妙だが、破れてしまえば粗くても問題ない気はする。

 

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スケスケだぜ

 

動き

エヴァ20話か何かでで加治さんとミサトさんが明らかに交わっているシーンで、脚だけが写っているシーンがあるんですよね。

それを見た当時中学生の私は興奮してきたな、って思ったわけですよ。

それをきっかけに、快感で足の指が開いたり、逆に閉じたり、

曲がっていた脚が伸びたり縮んだりの表現を欠かさない先生は信頼してますね。

えーすけ先生とかにぎりうさぎ先生とか。

 

 

分かりやすいようにアズレンから画像を引っ張ってきたけどこのゲームなんでもあるな...。

今ちょうどスキン復刻が一斉に来ているので、興味がある人はショップに急ごう!

 

 

好きなもの:北海道(冬)について

 

持て囃されるような銀世界ではない

単に、鉄道の音以外が静止した、そんな天井まで白く塗られた世界

 

 

仕事が落ち着いた二月の半ばに、定期的に北海道へ行く。

というか、冬にしか私は北海道に行ったことがない。

せっかく試される土地なんだから、試されないと話にならないでしょう。

というわけで今回は冬の北海道の話。

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必須アイテム

北海道フリーパス

3万円弱を払えば北海道のJR乗り放題のパスが存在する。

期間が一週間になった青春十八きっぷのようなもの。

ただし、期間は連続して七日間なので、途中吹雪いたりすると計画がご破算になる。

特急列車の指定席も6回まで乗ることができるので結構快適。

自分は大体二日間で3万弱くらいは移動するので、一週間北海道に居なくても買い得なことは多い。

 

時刻表

道東を攻める場合、割と電波が届かない地帯があるので、空港に着き次第買うといい。

選択を間違えると2時間列車待ちとかザラ。

 

暇つぶしのための本

鉄道に乗る=3時間の移動、という感じかつ電波が届かないことも多いのであると良い。

自分は空の境界を必ず持って行って読み返している。

 

 

北海道のまちまち

 

函館

北海道観光の中で最もメジャーかつ満足度が高い

函館山に夜へ上ると、かの有名な100万ドルの夜景を見ることができるが、

冬は死ぬほど寒く、買ったホット缶コーヒーが一分立たずして冷え切る

五稜郭は有名だが、五稜郭駅五稜郭からかなり離れているという初見殺しが存在するので、おとなしく市内を走る路面電車に乗ろう

夕食も駅地下の飲み屋街やラッキーピエロセイコーマートなど選択肢が豊富

ちなみに夜に五稜郭を見る場合、かなりダッシュしないと函館山と両立できないので注意(五稜郭タワーが18時だかに閉まるため)

上手く回れば一日で観光名所をコンプリート出来る。

新幹線が開通した関係上、吹雪で新千歳に監禁されるのが不安なら、函館から新幹線で帰るのも選択肢として有り。

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札幌

ポケセンかすすきのに行かないのであれば、特に訪れる必要はない

プチ新宿くらいには栄えているので、北海道で求めているものとはズレる。

少し離れてはいるが、「サッポロビール園」はジンギスカンサッポロクラシックが飲み放題なので名所。

新千歳から帰る前日とかに寄るくらいでちょうどいい。

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小樽

みんながよく知る観光地

どの観光地でも見るようなお土産屋が結構あるので凝を怠らないこと。

海産物は美味しいけれども観光地価格な店が多くて値段は高い。

おススメはオルゴール堂と「LeTAO」本店。

本店の二回でケーキと紅茶を飲むことができ、毎回飲みに行っている。

南小樽駅から歩くと近いし、駅には綺麗な氷華が飾ってあるので非常に良い。

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良野

冬にラベンダーは咲いていないので、一度もよく見る畑を見たことがない。

徒歩五分くらいの場所に「唯我独尊」というカレー屋があり、非常においしいので機会があったら是非。

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網走

観光名所は監獄と駅近くのすき家

ここに到達する頃はもう三日目か四日目で疲れている頃だと思うので、

旅行中の静かな休息地点としては適している。

網走監獄の閉館時間より終バスの時間が早いという決定的な欠陥があり、

夕方近くに行こうとする場合は要注意。

歩いて帰るのにはしんどい距離なので、タクシーを使わざるを得なくなる。

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知床斜里

流氷を見るとか自然観測とかのツアーに参加したい場合はここに行こう

私は乗り換えしかしたことがない。

 

 

旭川

冬は適さないので、ここも通過地点。

 

 

稚内

旭川から特急で5時間弱かかる素晴らしい立地。人生のトロフィー埋めをしたい場合のみ行くといい。

ちなみに特急内の車両販売は実施していないので、出発前に飯を買わないと死ぬ。

冬だと駅最寄りの良いホテルでさえ5000円くらいで泊まれる。

宗谷岬まではバスで50分、次のバスが来るのも50分後。

凍死しない様にお土産屋に籠らせてもらうか、バス停前の小屋に籠って待つしかない。

人がいないときはお土産屋が閉まっているが、近付けば開けてくれる。

風が強いと「音が一切聞こえない」+「20m前がホワイトアウトする」+「車は爆速で走り抜ける」

の三重苦で命の危険を感じた。

駅の近くにはセイコーマートはちゃんとあるので生きていける。

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釧路

北海道の中で最も素晴らしい街。

飯は旨いし安いし観光客がいない。高級お風呂屋もあるよ。

駅から徒歩3分の立派なホテルは廃業しているし、一番近い6階建てくらいのビルは2階までしかテナントが入っていないがそれもよい。

魚市場も近くにあるので、飲み食いには本当に苦労しない。

自分が行きつけの「たっち」という炉端焼き屋がある。まだ営業していると嬉しいが...。

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根室

友人曰く「本当に何もないよ?」と言われたので行ったことがない。

この先は君の眼で確かめてみてくれ!

 

帯広

珍しく駅前にセブンイレブンがあったはず。なので都会。

豚丼は駅前で食べれるので、あんまり散策する必要はない。

バスを駆使すると然別湖という湖に到達でき、冬季は湖の上で温泉を引いていたりする。

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夕張

夕張線が廃線になったので、新夕張までは行けるが、みんなが想像する夕張へは到達できない。

なお夕張に行ったとて資料館は冬季閉館しているので、市役所と神社くらいしか見るところがない。

スキー場はあるけれども、ここまで行かなくても...。

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宿はどこも開いているので、宿泊する当日の朝に予約を入れるスタイルだとちょうどいい。

あとセイコーマートがストーリー中盤のセーブポイントくらいの間隔で存在するので、特に困ることはない。

かかる費用は一週間でざっとは11万円ほど。

 

この文章を読んでいるあなたも、一度冬の北海道に行ってみてはどうだろうか。

 

 

好きなもの:空の境界について

 

その日、帰り道に中古屋に寄った。

自分にしては珍しい、ほんの気紛れである。

見飽きた品棚を呆と歩いていると、

ほどなくして本が落ちてきた。

あまりに聞く機会のない、鈍い分銅のような音。

本が棚から墜ちて折れたのは明白だった。

コンクリートには水滴が流れていく。

風貌を留めているのは堅牢な背紙と。

脆く、連想させる脆い小口。

そして続編の亡い、歪な塊。

その一連の映像は、

庭園に沈みゆく古い棺を幻想させた。

 

___おそらくは。

値札を重ね続けたその亡骸が、

私には無窮の匣に見えたからだろう。

 

 

変わり映えのない面々と通うことになった中学で、明確に変わったのは部活と朝読書だった。

図書室に行ってもキャプテンとはだしのゲン(この二冊が唯一の娯楽系漫画だった)くらいしか読むことがなかった自分にとって、その時間は苦痛でしかなかった。

そんな苦悩の中、近所の同級生から借りた「紅」電波的な彼女」「涼宮ハルヒの憂鬱」を読み終えた自分には、確かな自信を持ち始めていた。

近所の中古ゲーム店にある閑散とした古本コーナーで、投げ売りされていたのが空の境界だった。

その頃、痛PCを作ってみたというニコニコの動画で両儀式の外見に見覚えのあった私は、安売りされた上下巻セットに手を伸ばした。

 

www.nicovideo.jp

最高ランキング順位102位なのに当時どうやって辿り着いたのか...。

この動画が全ての元凶だった。

 

 

空の境界のジャンルは伝奇モノ

『電灯が俄かに燈る都会の路地裏』というシチュエーションに惹かれるなら、読んでみる価値は非常に高い作品だと思う。

ただ手放しで勧められる作品ではない。

あの頃の奈須きのこの文章はお世辞にも読みやすいとは言えず、カルピスをタバスコで割っているような印象を受ける。

自分の恥ずかしいエピソードを話すのなら、

実は、漫画版の空の境界を読み終えるまで『1/俯瞰風景』の最初で黒桐が昏睡させられていたことに気付けなかった。

映画版も何遍も見たのに何故...。

 

他にも一章が一番難解な文章になっており、

その次の『2/殺人考察(上)』は過去の話に飛んで、時系列が凶ってしまうので大体勧めた友人はここで読むのを辞めてしまった。

逆に『3/痛覚残留』まで到達できた唯一の友人は、そのまま最後まで読み切って青崎燈子に脳を焼かれているので非常に信頼できる。

なので、とりあえず三章までは読んでほしい、そんな作品。

 

先の話で出た青崎燈子というキャラクターはこの作品で私が最も好きなキャラであり、

自分の人生観や思考の約半分くらいは影響を受けているといっても過言ではない。

読者のほとんどは「今日は飛べなかったんだろう」と一度は呟いたはず。

 

難解が故に何度読み返してもよい小説なので、

北海道旅行の移動時間に毎回読んでいるが、その度に新たな発見がある。

まあそれを共有できるような友人がいるのかって話ではあるのだけれども。

二年間くらい読み続けていた時期は、セリフだけでページ数が分かるという返答の校正をする以外で使えない特技もあったりした。

 

また、明確に空の境界を勧めるできる理由がある。

>好きな作品の続編がいつまで経っても出版されない。

>リメイクすると言われた作品が永遠にリメイクされない。

>されたと思ったら続編が出てこない。

といった嘆きは型月ファンであれば容易に再生できる。

が、空の境界は既に完結しており、続編なども作る気がないのはきのこのメッセージからも読み取れるところなので、安心して読むことができる。

 

 

ここまで聞いて「空の境界に興味が出てきたけどどれから始めていいか分からない...」

という矛盾した日常の螺旋にいる人のために、

この次では各版による差異を纏めておく

 

同人版

講談社ノベルズをパロディして作られている版。メルカリだと割と転がっている。

is nothing id, nothing cosmosのフレーズがここまで強調された盤はない。

上下巻に分かれており、持ち運びに便利。

袖の作者欄の作品一覧に、

魔法使いの夜(未発表)』と書いてあり、時代を感じた。

あと『flower snow(未発表)』ってなんやねん。TYPE-MOON wikiにも記載がないぞ。

 

講談社ノベルズ版

待望の商業版。ほとんど同人版と差異がない。

ただ笠井潔先生の講評が載っているので読みたい方はぜひ。

商業版で上下巻で収まっているのはこれくらいなので、持ち運びには便利。

 

講談社

上中下巻の三巻セット。

細やかに持ち運びたい人はこれ。

実は今回紹介する中で唯一私が持っていないものだったりする。

 

10周年記念限定版

黒い棺、空の境界の用語集という希少なものが付いてくるし、

その中にはきのこからのメッセージも入っている。

小口が全部銀でコーティングされているのでコレクターアイテム。

 

20周年記念限定版

なんか色々こだわっていてすごいコレクターアイテム。

これにもきのこのメッセージが入っているが、10周年のものも買っている想定で文章が始めるので危険。

本編、未来福音、終末録音が入っているのでお得アイテムではあるが、

用語集と未来福音の漫画は入っていない。なぜ...。

ここあたりから一部キャラクターのセリフが変わっていたりする。

 

20周年版

上下巻の二巻

値引かれている姿を見たことがないので、各3000円くらいする。

装丁がかなりしっかりしているので、添い遂げたい方はぜひ。

 

未来福音

本編の後日談。同人版と星海社版の二種類がある。

実は星海社版には同人版に掲載されている漫画が載っていないので、

式の可愛いところが見たかったり、浅上藤乃の話が見たい場合は同人版を買おう。

 

終末録音

そして私は目を閉じた。

本編とはあまり関係のない物語なので、手に入れられない場合は諦めても問題はない。

私は初日に新宿のバルト9へ見に行った記憶。

 

映画版

設定がガラッと変わった6章以外は非常に良い。

特に5章は癖があり過ぎて初めて読んだときのような感覚を得られる。

ただ大体は小説を読んでいる前提で進むので、あらかじめ小説を読む必要あり。

 

漫画版

とても分かりやすく親切。

天空すふぃあ先生は映画版のパンフで漫画を描いていた人なので、

理解度も高いしうまく補完がされている。

正直今から空の境界に触れるのであれば漫画版が一番わかりやすい。

 

 

6人勧めて5人は耐えきれず、1人はドはまりするような作品なので多くは望まないが、

ただ間違いなく勧められるものではあるので、

既に完結したコンテンツに足を踏み入れてはいかが?

 

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コーヒーを淹れるような社会復帰活動

 

完全にこの存在を忘れていました

思い出したからには、これから毎週一回は文を書こうかなーって

 

最後に自分がブログを更新したのって、FGO6章のアヴァロンルフェが配信された後ぐらいらしいっすよ。

そりゃORTを退けるくらいまで進むわなって感じです。約二年もあれば。

 

内容は好きなものについて。

飲み会でも時の任意効果くらいしかタイミングがないし、癖の話とかもするかもしれない。

 

大崎甘奈が見えない日々

 

昔はよく甘奈が見えた

仕事が辛ければ辛いほど、逃避としてありえない幻を見ると人々は語る

けれども、私はそう思わない

 

辛い職場に甘奈はいない

終電の電車に乗るのはいつだって一人きりだ

『このまま、遠くまで行っちゃおっか…?』と呟く甘奈は、誰かの世界にはいるだろう

だが、少なくとも私の鼓膜は捉えたことがない

 

甘奈がいるときは、必ず一人分の余地があった

それは過去と未来から断絶され、物思いに耽るにはうってつけのものであった

 

余地ない生活が、決まり切った環境が、大崎甘奈を消し去った

もうどこにも見えない

 

誕生日にシャニマスを開いた時に、甘奈が私を祝ってくれた

その姿は余りにも久しく思えた