一升瓶の中の海月

気分で更新される思考の投函口

よしなしごと

ジョナサンの若鶏のみぞれ煮としらすご飯の話

太陽はますます気合を出し始め、容赦なく私のスーツを焼いていた。 夏の時期にネクタイを締めなければならないのがこの業種の悪いところだが、移動が多くどこへ行ってもクーラーがガンガンに絶え間なく効いているので許してやろう。 ここは訪れるのは今日が…

Ocean Viewの蛙

「…おもしれー奴」 乙女ゲーといえば、な台詞である。 物語を始めるための起で、特に理由はない言葉ではあるが 「これ大分失礼じゃね??」 確かに「お前ほんと面白くねえよな、黙れよ」って吐き捨てられるよりかは褒め言葉なのかもしれない。 ただ、ここで…

ソウルシードと向き合う本格スマホRPG

今回のブログのテーマは「どうすりゃスクラッチは穏便に終わったんだろうか」 最近シェロチケではハバキリ系は交換出来ないって聞いて途端に興味が霧散しました。 どうですか、皆さん最近ひりついていますか。 スクラッチが開催されてからというもの、TLの緊…

移ろう季節の中で

推しが自分のRTした絵にファボを付けた。 私は彼女からもうフォローされていないことを考えると、まだリストか何かに入れられているのだろう。 それが少し嬉しかった。 社会人になってから一年が経とうとしている。 指摘を受けて/叱られて/詰められて/ミスを…

瑞鶴について

瑞鶴の話。誰も知らなかったと思うんですけど、自分瑞鶴が好きなんすよ。 艦これで「嫁艦と言えるのは誰か?」という質問にノータイムで「瑞鶴」と返すのが自分という人間である。 艦これを初めて勝手が分からないまま赤城をを轟沈させて、空母が空っぽの我…

隣のクラスの問題児

「そんなに飲むなんて、本当日本酒が好きなんだね」 数えるのを辞めた程に言われた言葉だ。 はっきりと言っておくと自分は日本酒が好きなわけではない。 そりゃ確かに飲むさ、研究にもしたぐらいだし。 飲んだ本数で言えば、歳上にも早々負けることはないだ…

手の届く快適さ

私は周回し、彼はvtuberの放送を見ていた午前3時半 大学の時から週に一度は必ず襲撃している友人の家がある。 目的意識、共通の話題、使命感なんてものはあるはずもなく、ふらーっと立ち寄って朝までいるようなそんな関係。 まぁでもクリスマスとかイベント…

その声は連歌の如く

「生者と死者の違いなんてのは、そう。煙草が旨いかどうかの違いだろ」 そう言って、橙子はああ、と大きく頷いた。 「そうか、それはそれで大きな違いだ。こいつに味がないのでは、生きていてもしようがないものね」 くすくすと橙子は笑う。 世界は勤勉な事…

結び目への追慕

働き始めてから半年以上が経った。 有給も支給され始めたは良いが「こんな忙しくていつ使うんだよ…」と現実の辛さに打ちひしがれる。 流石に旅行中に上司からの電話で叱られるとは思ってなかったよね、四万温泉と旅行仲間に謝ってほしい。 そんな忙しさに追…

2019-10-13/01:32〜02:

黒の画用紙に空いた穴、煌々と差し込む灯りは緩やかに散らばった街を照らして 「台風の後の星空は綺麗だ」 こんな言葉を誰から聞いたのか。母親もまた天文部で星々に夢を抱くのは当然のことだった。母親か顧問か生得的な知識か。どれもありえそうで間違って…

居てくれた者

「あなたはどこにいるの?」 疎を束ねた者の末路には相応しく、何者でもない自分を誇りつつ、ただ回り続ける群衆だけを眺める自分がいる。 回り続ける群衆の中にもちろん自分は存在しない。自業自得の末路であるが、結末を埋めるには些か足りなかった。 要す…

「世界の終り」というテーマ

「太陽はなぜ今も輝き続けるのか 鳥たちはなぜ唄いつづけるのか 彼らは知らないのだろうか 世界がもう終わってしまったことを」 滅んだ世界を取り扱った文章を好んでいる。 勘違いしないで欲しいことは、私が快楽で今まで組み上げられてきた文明が粉砕されて…

更地のメモ

何を書こうか。 ブログとは中々難儀なもので、頭の中にある思いを文章化するというのが難しい。 文章を書くからには伝えたい事がある、というのは文章読解の基本で、まぁそうあるべきだとは思うが日々の生活の中で主張したい事なんて実はそんなに見つからな…

無題

終わりなき空に限りなき祝福を 結論は見えている。何一つ変わりはしない。干渉しようがしまいが、あるべき場所に返るはず。 その中に一条の光を見た。 救うべき者が漸く見えた。 だからこそ、その手に報いようと学び続ける。 その先が明確な破滅だとしても。

白昼夢は一定世界を魅せるか

ゆめうつつとしりながら、わたしはそらをあおぎみた。 夢に見る世界というのは散発的でありながら、何か1つの大きな世界から成立しているではないかと最近思います。 例えば、ある日の夢はどこかで見た夕暮の色をして 例えば、ある日の夢は大切なものを失い…

「在ること」への感謝

当たり前のように日々が流れていく。 いつものように起きて、いつものように働いて、いつものように疲れ果てて帰路につく。 変わるものは昼食の内容くらいで 「今日は奮発してリンガーハットで野菜たっぷりちゃんぽんでも頼もうかなぁ」なんて、 そんな柚子…

べにたまさんを推していけ

隠してたけど、俺べにたまさんの絵が大好きなんすよね どれくらい好きかというとポテトサラダと同じくらい好き。ちなみにポテトサラダは俺の一番好きな料理 でもポテトサラダに林檎入れるやつは許せねぇよ… そんな人は宗教上の理由で知り合い以上にはなれな…

結び目に紡ぐもの

酔った勢いでの投稿 今までは言葉にしてはいけないと思ってたけど、やっぱ自分にとって結目ユイというのは特別なんだと思う。 こんなことを言うと厄介オタクと変わらないんだけどね。でもそれを踏まえても特別なことには変わらなかった。 初めて、手に取って…

卒業の翁ありけり

タイトルの通り、無事ストレートで卒業しました。 いや〜、正直12月の時には死を覚悟したよね。 11月末から追っていたバーチャル蠱毒が10日ぐらいまで続いてて情緒不安定になったり、そこから卒論の成果を出さないと教授に殺傷されそうと研究室篭ったり、ま…

呟く薪

たまーにツイッターを眺めていると 「こいつ絶対炎上するだろ...」って人、いるよね。 口に出さないだけで皆さんにも心当たりのある人が一人はいるんじゃないかな。 でもその部分がその人たらしめていることも多々あるわけで、例えばジャイアンが優しくなっ…